月経前にイライラする方は低用量ピルを服用してみよう

低用量ピルとは、一般的に妊娠を防ぐための避妊目的に使用する経口避妊薬として世界中で有名です。
1960年にアメリカで開発され、日本では1999年6月にホルモン量の少ない経口避妊薬を医薬品として承認したという、まだお薬として年数が浅い部類のお薬です。
正しく用法を守って服用することで、100パーセントに避妊効果が期待できます。
低用量ピルに含まれる2つの女性ホルモン、卵胞ホルモンと黄体ホルモンが脳下垂体に働きかけて、排卵を抑制して、着床を防ぎます。
低用量ピルは、経口避妊薬として知られていますが、避妊目的だけに使用されるわけではありません。
月経困難症の軽減、月経不順、生理前になるとイライラするような月経前症候群、子宮内膜症、子宮たい癌、にきびや吹き出物など、婦人科系の疾患に対しても、大変効果が期待できるために、使用しています。
低用量ピルは1日1回1錠を28日間を1クールとして服用継続します。21錠タイプのものと、28錠タイプの2種種類があります。21錠タイプは、21日間服用後に7日間休薬します。28錠タイプのものは、21日間はホルモン剤の含まれた薬剤で、残りの7日間は偽薬となります。これは、飲み忘れを防ぐためです。飲み忘れると、効果が期待できないので、飲み忘れには注意が必要になります。
低用量ピルは、婦人科などの医療機関で処方してもらうことが可能です。医療機関で使用する目的を伝えて、医師としっかり相談したうえで、服用を開始されることをお勧めします。低用量ピルを服用することで、毎日が過ごしやすくなるでしょう。月経前にイライラなどが続く方は、そのまま我慢せずに、ぜひ医療機関で相談してみましょう。